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たんぱく質、タウリン【血管を強く、血圧を安定させる】

 

 

■たんぱく質、タウリン■

 

たんぱく質は血管を強くして、塩分を排泄。タウリンは血圧を安定させる働きがあります。

 

たんぱく質は三大栄養素の一つ。わたしたちの細胞を構成する大事な栄養素です。

 

血管の細胞は、たんぱく質でできています。

 

たんぱく質をしっかり摂っていれば、血管は若々しくしなやかな状態を保てるため、血圧が多少高くなっても壊れにくくなります。

 

逆に血管が正しく代謝されずに老化すると、血管の弾性が失われて動脈硬化が進み、高血圧が悪化します。

 

なお、たんぱく質は体内で利用されたあと、尿素となって尿中に排泄されます。このときナトリウム(塩分)も連れ出してくれるのです。

 

 

■たんぱく質の必要量は体重に比例■

 

成人が1日に必要なたんぱく質の量は、体重1キロにつき1.1グラム程度。体重が80キロなら88グラムと覚えておきましょう。

 

 

■たんぱく質が豊富な食品■

 

アミノ酸スコア100に近い良質なたんぱく質を摂取しましょう。

 

魚のあじ、いわし、さけ、牛肉、鶏レバー、鶏むね肉、鶏卵、豚肉、大豆、木綿豆腐など。

 

 

■タウリン■

 

血圧を安定させる働きのあるタウリン。

 

タウリンは脳内の交感神経の中枢に働きかけて、興奮を抑えます。交感神経が緊張すると血圧があがりますが、タウリンはそれを抑制します。

 

不整脈などの心臓病の予防、疲労回復、視力回復の効果も期待されます。

 

タウリンは、ファイト一発!な栄養ドリンクに入っているので、耳にしたことがある人は多いでしょう。

 

 

■タウリンが豊富な食品■

 

青魚、たこ、いか、カキ、さざえ、かに、いか等の魚介類にタウリンは豊富に含まれています。

 

タウリンは水溶性なので、汁物で摂るといいでしょう。

 

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