高血圧の原因
■原因■
加齢や食塩のとりすぎ、肥満などさまざま。遺伝的な体質も関係しますし、ほかの病気が原因で起こることもあります。
自覚症状がないため、気づくと重症化していることも少なくありません。
■自動車にたとえれば・・・■
血圧は誰にでもあります。自動車にたとえてみましょう。
心臓はエンジン。エンジンを冷却するラジエーターの冷却水（液）を血液とします。ラジエーターの冷却水を運ぶパイプ（管）が血管です。
では冷却水を運ぶパイプが破けたらどうなるでしょう。自動車ならエンジンが異常に加熱してオーバーヒートします。エンジンが壊れるのです。
血圧が常に高い状態が続くと、血管はそれに対応しようと厚く硬くなります。それが動脈硬化をおこします。
血管が狭くなるので血液が流れにくくなり、心臓がより血液量を増やします。さらに血圧が高くなる悪循環がおきるのです。
■加齢で血圧があがるのはどうしようもない？■
南米の先住民族には加齢による血圧の上昇がありません。つまり、加齢で血圧があがるのはどうしようもないことではないのです。
この民族は食塩をとらず、食品からナトリウムをとっています。このことからも加齢が原因ではないことがわかります。
年齢が高めでも、生活改善で血圧を正常に保つことは可能なのです。
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