白衣高血圧と仮面高血圧にご用心
■外来血圧と家庭血圧■
医療機関で測定した血圧の数値が外来血圧。家庭で測定した血圧の数値が家庭血圧です。
深夜や早朝に血圧があがり、昼間の健康診断では高血圧が発見されない人もいます。
そのために医療機関と家庭の両方で測定するのがベストです。
もし高血圧と診断されたら必ず、たとえ正常値であっても、自宅で測る習慣をつけましょう。
■白衣高血圧と仮面高血圧■
家庭用の血圧測定器が普及して、医療機関で測ったものと家庭との差が無視できないほどの差があるひとがいることが判明しました。
たとえば、白衣高血圧。
病院で測定するときに独特の雰囲気に緊張したり、白衣のお医者様や看護師さんにドキドキしてしまい、血圧が上昇してしまいます。
この場合、数値は高くても普段の血圧が高いわけではないため、通常治療の必要はありません。
つぎに仮面高血圧。
病院で測定すると正常値なのに、家庭で測定すると高血圧の数値になる人を指します。まるで病院では正常を装っているかのよう。そのため仮面高血圧と呼ばれます。
仮面高血圧には
・夜間から早朝に血圧が高くなる夜間高血圧(夜間リスク)
・早朝に高くなる早朝高血圧(早朝リスク)
・職場で高くなる職場高血圧
の3つがあります。
■血圧手帳を使おう■
血圧手帳を活用しましょう。
高血圧対策・改善には、家庭での血圧の数値が重要になります。
病院や薬局でもらえます。インターネットからダウンロードしてもいいでしょう。パソコン、スマートフォンにはアプリ(ソフト)もあります。
大事なのは継続することです。
自分で短期間に血圧を下げる方法(DVD)がこちらにあります。