7つの習慣で血圧を下げる
■血圧を下げる7つの方法■
・血圧を測り管理する
ダイエットは、毎日の体重を記録することが成功の近道です。いまの自分の状態を知ることが有効なのは、ダイエットにかぎりません。
まず自分がどのようなタイプの高血圧か特定することが重要です。
そのあとはできることをやっていきましょう。
・ダイエットして標準体重をめざす
肥満は高血圧の大きな要因。
標準体重に近付ける努力をしましょう。肥満の人は、必ず食べ過ぎています。毎日、食べた物を記録しカロリーを意識します。
3キロ減量すれば、降圧効果が感じられますよ。
・食塩を控える
減塩しましょう。1日6グラムまで。外食や中食はとくに塩分が多く含まれているため注意が必要です。
食塩を体外に排出するカリウムを多く含む野菜や果物を摂りましょう。ホウレンソウ、バナナ、メロン、さといも、パセリなどがあります。ほうれんそうは食物繊維も含まれているので、とくにお勧めです。
体内で固形になる動物性脂肪は避け、体内で液体になる植物性脂肪を摂りましょう。
・運動しよう
運動すれば痩せられるから食事はそのままで・・という方がいます。残念ながら運動だけでは痩せません。食事を減らし、同時に運動をするから痩せるのです。
運動を行うと、心臓や血管の細胞が刺激され、血圧を下げるホルモンが分泌されます。
・医師に相談しながら薬は正しく服用
薬を服用すれば、ほぼ確実に血圧はさがります。医師に相談しながら二人三脚で治療しましょう。
なお降圧薬は朝1回飲むのが原則です。
・禁煙、酒の飲みすぎは避ける
たばこはニコチンの作用で1本吸っても血圧をあげます。たばこを吸うひとは一時的といえ、習慣的にくりかえし血圧があがっています。
たばこは善玉コレステロールも減少させ、悪玉コレステロールを増加させます。結果的に動脈硬化が進行します。
お酒も適量なら問題ありません。問題は飲みすぎ。
飲みすぎれば血管が拡張され、数時間は血圧が下がります。飲みすぎた翌朝は逆に血圧が高くなります。
大量の飲酒は脳卒中の死亡率も上げることが判明しています。
・睡眠はいつも同じ時間に寝て起きる
まず睡眠不足は高血圧のリスクを高めます。5時間以下の睡眠を避けます。体内時計のリズムを整えるためにも、毎日できるだけ同じ時間に就寝・起床します。
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