コレステロールと飽和脂肪酸【血液をドロドロにする】
■控えたほうがよい食品■
血液をドロドロにするコレステロールの多い食品と、飽和脂肪酸の多い食品は、血中コレステロールや中性脂肪を増やします。
動脈硬化にもつながりますし、高血圧も悪化させます。動脈硬化が進行すると、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まるので注意が必要です。
糖分の多い食品のとりすぎや、お酒の飲みすぎも中性脂肪の増加につながります。
ただし、飽和脂肪酸が不足すると血管がもろくなり、脳出血のリスクも高まるので、極端な摂取制限はよくありません。
避けるにしても、ほどほどがいいでしょう。
・コレステロールの多い食品
卵、いくら、レバー、牛乳など。
・飽和脂肪酸の多い食品
肉の脂身、バター、やし油、パーム油など。
■にんにくや玉ねぎは血圧を下げる■
にんにく、玉ねぎのあの匂いのもとでもある「アリシン」という成分には、血管を拡張させて血圧を下げやすくする作用があります。
抗酸化作用をもつ成分も含まれているので、動脈硬化を抑える働きも期待されています。
■塩分を減らしたほうが高血圧の改善が早い■
塩分を減らさず、運動や生活リズムの見直しによって血圧を下げることは不可能ではありません。
しかし、塩分を減らしたほうが早く、より確実に血圧が下がります。
減塩は、やってみればそれほど難しくありません。意外と簡単です。
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