運動の効果【運動療法】
■運動■
運動は、自分の努力で高い効果が得られます。しっかりと取り組みましょう。
■はじめに■
上の血圧が180以上、または下の血圧が110以上あり、重症高血圧に該当する人は、運動をはじめる前に医師に相談をしましょう。
また心臓病、腎臓病など他の病気がある人も同じです。運動することで危険な症状を招くことがあります。
運動療法ができるのは、比較的軽度の高血圧患者までです。
■なぜ運動をするのか■
運動することで血圧が下がります。一時的に血圧や脈拍は上昇しますが、筋肉の血管が拡張することで、運動後には血圧が下がるのです。
運動によって血管を拡張させる物質「プロスタグランジン」が増えます。尿の排泄も促されるため、体から余分な塩分と水分が出ます。
糖や脂肪を酸素をつかって燃焼させるミトコンドリアが活性化し、太りにくい体質になります。
ほかにもストレス解消効果、減量や肥満の改善につながります。認知症や糖尿病の予防にも効果的です。
そもそも高血圧の原因は
・血管の収縮(せまくなる)
・血管を流れる血液が増える
ことです。
運動はこの2つを解消する効果があります。
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